尾瀬 燧ヶ岳


 2007年6月23日 尾瀬 燧ヶ岳に行ってきました。

 去年、至仏山に登って今度は燧ヶ岳かなって考えていた。休みと天気予報をにらめっこして、一日だけ良さそうな日を見つける。本当はテントを持ち込み一泊したい所だが、ちょっと無理そうなので、日帰り登山を決行した。

 帰りは疲れるだろうから、今回は車でおでかけ。ETC割引を利用して、矢板まで東北自動車道を利用する。佐野SAで朝食をとり順調に高速を矢板まで走った。ここから、県道30号で塩原方面に向かい、R400からR121で会津田島方面へ。R289に左折して、R401からR352で御池の駐車場に到着する。一般道で距離はあるところだが、流れが良くって8:00には到着していた。途中コンビニが、ほとんどないのが注意点。

 登り始めて30分、ホット一息つける広沢田代に到着。平らな湿原は、すぐに終わり再び登りが始まる。ちょいと進んで後ろを振り返ると、湿原を見下ろせる。

広沢田代を見下ろす

 熊沢田代も同じぐらいの大きさか?ここから登山道は、さらに険しくなる。途中200mぐらいの雪渓の登りもあったし。
 燧ヶ岳には、頂上が二つある。一つは、やっとたどり着いた俎ぐら(2346m)、もう一つは下の写真の柴安ぐら(2356m)。悔しいことに柴安ぐらの方が10m高い。後で知ったことだが、燧ヶ岳は東北で一番高い山だそうだ。


俎ぐら山頂から見た柴安ぐら山頂

 折角だから、俎ぐらから柴安ぐら山頂を往復する。最後は白く張り付いた雪が、見た目よりも急だった(写真の上の方の雪渓)。

柴安ぐら山頂からの眺め

 ここで、おにぎりとパンを食べて、山頂からの眺めを30分くらい楽しむ。西の方には、去年登った至仏山をバックとした尾瀬ヶ原が広がる。

尾瀬沼を見下ろす 柴安ぐら山頂

 往復一時間掛け俎ぐらに戻り、尾瀬沼方面へ下り始める。ちょっと下って、尾瀬沼が大きくなって見える。予定では、ナデツ窪のルートをとるはずが、いつの間にか長英新道に入り込む。はっきり言ってこれは失敗。林に囲まれ眺望が利かない山道を、ひたすら歩くはめになる。すれ違ったひとも3人だけだった。

俎ぐらから少し下って

 やっと眺望が開け、ビジターセンターに到着。トイレ休憩を取り、沼山峠へと歩き出す。平坦な木道の歩きやすいこと。御池から休憩も入れて、約七時間かけて沼山峠に到着。ここから御池までバスに乗り駐車場に戻る。

尾瀬沼ビジターセンター近く

 今回で尾瀬の二つの山を制覇完了。何時来ても美しい姿を見せてくれる。是非一度、尾瀬に泊まりで来てみたいものだと強く思った。



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